2006年10月21日 (土)

ブログURL変更

いま使っているココログブログのつながり具合がよくなくて・・・。 ストレスなんです笑。 これからは以下のアドレスに移りますのでよろしくお願いします。 http://blog.goo.ne.jp/rugby-fever/

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U19ジャパンスコッド!!

06年度U19日本代表の候補スコッドが発表になりました。

一昔前は高校日本代表がステータスでしたが、今はU19に移りつつあります。花園の全国大会、東西対抗が終わり、U19の最終選考に選ばれてU19世界大会に出場するのが今の高校ラガーメンの王道コースかもしれません。

昨年度UAE(ドバイ)大会で辛くもAグループに残留したU19ジャパン。次の本大会の舞台はアイルランド。来年はBグループから加わったフィジーも加わり、より激しい大会となりそうです。本大会に勝ち進めば日本の相手はNZ、アルゼンチン、サモアとなるはずです。

メンバーの確定はこれからですが、例年中心となるのは早生まれの19歳たちです。通常は高校三年生世代が主体ですが、早生まれの社会人1年目、大学1年生も参加資格があり、チームをまとめるのは一学年上の彼らのケースが多いです。
05年は前年も選ばれた当時中大1年の真壁伸弥君が主将、法政の岸和田君が副将でした。ヴェルブリッツ1年目の黒宮君ももチームを引っ張りました。
04年は今年ブレークが期待される関東学院の中園真司君が主将を務め、副将は現在帝京フォワードの中心堀江翔太君、早稲田の権上君もサポートしました。すべて早生まれ19歳たちです。

今年のチームの中心として期待は昨年U19経験者の松田圭祐君。大東大1年としてすでにAチームでも活躍中です。早稲田大島佐利君、明治の西原忠祐君も昨年に引き続いて選ばれればチームの核となる可能性が高いですね。
また昨年は選ばれていないがすでに法政一年で花園優勝メンバーの文字隆也君も期待されます。

さてU19候補選手の中で兄弟らしき選手を発見。長崎北の竹本竜太郎君はは今年サントリー入りした慶応元キャプテン竹本隼太郎君の弟じゃないかな?
CTB笹倉康誉君は向上高校ということは
やっぱりお兄さんは関東学院の強力プロップだった笹倉君なんでしょう。
ナンバーエイト杉本博昭君は明治の兄二人と合わせて杉本3兄弟。メイジマニア情報筋では末弟が一番スゴイと聞いたこともあります。
きっとお兄さんを追ってメイジにいくんでしょうね。LOの有田隆平も兄弟選手です。
ラグビーの才能は兄弟に平等なんですね。

そして率いるスタッフ陣は元天理の田中克己、昨年のU19監督萩本光威、ヤマハジュビロのヘッドコーチを勤めた佐野順氏は心強い。

セレクション合宿を経て選ばれたメンバー達は来年のアイルランド(2007年4月4日~21日)を目指してまずは台湾で戦います!
■今後のスケジュール
10月21日(土)~24日(火)セレクション合宿
11月24日(金)~27(月)強化合宿
12月13日(水)集合
12月14日(木)出発
12月16日(土)第11回U19アジア大会開幕(台湾)
12月23日(土)帰国

台湾行きて~。でも中国から直行便ないんですよ。近いのに・・・。

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2006年10月20日 (金)

ANC準決勝「ワイカト-オタゴ」

予選リーグではオタゴが地元キャリスブリックでワイカトを降した。ハウスオブペイン。
しかしここはワイカトの地元ハミルトン。カウベルが鳴り響き、赤、黄、黒のワイカトカラーに身を包んだ熱心なファンたちが取り囲む。
ここはオタゴにとってのお仕置き部屋か。

開始早々にワイカトの罰のムチがオタゴを叩く。カフイがオタゴのジョッシュ・ブラッキーを強烈なタックルで倒すとそれを合図にするかのごとく
ワイカトFW陣が怒涛のラッシュ。ラウアキ→ホラー→バイツのワイカトの強力3列からムリアイナに渡ったボールはゴール前にグラバーで蹴りだされ、カフイが抑えてトライ。
ワイカト/リチャード・カフイの風貌は南アの名SHユーストにそっくり。サイズも同じくらいでセンターとしては決して大きくないが、ポジショニングのよさとここ一番のディフェンス力と存在感のある選手だ。

ワイカトはその勢いで前半で3トライを上げる。
後半に入るとオタゴも反撃。7番ジョッシュ・ブラッキーが自らのグラバーキックを抑えてトライ。ボールを追う青いジャージのヘッドキャップ姿にはクロンフェルドが重なる。
なおも必死に食い下がるオタゴ。オリバーが突進を図るが、キース・ロビンソンの強力なタックルに堪らずボールを落とす。これを拾ったメッサムがセブンス代表仕込の突破で相手をかわし、異次元のスピードで迫ってきたシヴィヴァトゥに渡りトライ。
ほぼ試合の決まった後半27分、オタゴがゴール前ラインアウトのチャンスを得るが、ワイカトは一気にメンバーチェンジ。そして代わったばかりのロックLYNNがオリバーに強烈なタックルでノックオンを誘いピンチを防いだ。攻守ともに切れない本当にいいチームだ。

ANC準決勝「ワイカト-オタゴ」44-15
前半3分 ワ 7-0 オ ムリアイナのグラバーをカフイが押さえてトライ(G成功) 
前半12分 ワ10-0 オ オタゴペナルティ。ワイカトPG成功。
前半14分 ワ15-0 オ ゴール前ラインアウトからワイカト2-9-14でアネシがトライ(G失敗)
前半19分 ワ15-3 オ ワイカトラインアウトでペナルティ。エバンスPG成功。
前半28分 ワ22-3 オ ラウアキPから速攻。アネシが2本目のトライ(G成功) 
前半37分 ワ25-3 オ オタゴオフサイド。ワイカトPG成功。
後半6分 ワ25-10オ 相手キックからオタゴがカウンター。ゴール前でブラッキーが自らゴロパントを抑えてトライ(G成功)。
後半11分 ワ32-10オ ワイカトFWでモールトライ(G成功)
後半17分 ワ39-10オ ターンオーバーからメッサム→シヴィヴァトゥでトライ(G成功) 
後半31分 ワ39-15オ オタゴ粘り強くパスをつなぎ、ボイスがトライ(G失敗)
後半39分 ワ44-15オ 相手ゴール前ワイカト/レオナードがサイド突破でトライ(G失敗)

これでNZ州選手権の決勝は「ワイカト-ウェリントン」。ともに代表クラスの強烈な3列とBK陣を誇る。
予想はワイカト。たまらなくチームバランスがいい。フッカーのトム・ウィリスが戻ってきて一列も安定。この州代表選手権での好調をキッカケに来年のスーパー14でも飛躍の予感がする。見ていてビシバシ魅力の伝わるいいチームだ。

でもウェリントンも黙ってはいないよね。ウマンガ、スミス、カフー、ジェーンとBKにも勢いがある。
トライネーションズよりいい試合になりそうだ。

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2006年10月14日 (土)

ANC準決勝「オークランド-ウェリントン」

いよいよNZ国内選手権も準決勝。王座はほんのすぐ先。互いに負けられない戦い。
試合前の賭けオッズはややオークランド優位。

試合開始直後はオークランドが積極攻撃。昨年もNZ選手権で活躍したナゼワがトライを決める。このトライで目の覚めたウェリントンがすぐさま反撃。先週カンタベリーを破った勢いそのままだ。ボール前ポイントからボールを受けたC・スミスが右ライン際を踏ん張って粘り腰のトライ。

負けじとオークランドが攻め込む。トゥイトゥポゥの絶妙のパスからアティガがゲインしてポイントを作り、続けて攻めようとする。しかし一瞬のスキをついてウェリントンHOのシュワルガーがターンオーバー。自サイドに転がったボールをヒッピーの如き風貌コリー・ジェーンのロングゲイン。攻撃態勢に入っていたオークランド勢は戻れない。パスをもらったウマガがトライ。
ウェリントンがリードで前半を終える。
後半も立ち上がりはオークランド。ボールをキープし続けて、ハーフウェイ付近から脅威の20歳イサイア・トエアヴァがなんと5人のタックルをかわしてトライ!腰の強いランニングは将来が楽しみだ。顔は品川(品川庄司)+トウタイケフ。微妙に一流?

そして後半17分にはJ・コリンズのオフサイドからオークランドがPGを決め、ウェリントンに3点差に詰め寄る。

コリンズ自らミスを帳消しにするかの強烈な突進でチャンスを作り、ゴール前ポイントからティアラタがトライ。さらにウェリントンは攻め続け、J・コリンズが試合を決めるトライ!

ウェリントンはノヌーをウイングに入れ、ウマガ、C・スミスでセンター陣を固める形が機能している。バックスの攻撃力が増して、フォワードにも勢いをつけている。

決勝の相手はワイカト-オタゴの勝者だが、おそらくワイカト。ウェリントン(コリンズ、マソイ、ソーイアロ)、ワイカト(バイツ、ホラー、ラウアキ、メッサム)と互いに強力な第3列の戦いは大注目!

ANC準決勝 「オークランド-ウェリントン」
前半1分 A5-0W 開始まもなくオークランド/ナゼワのトライ 
前半7分 A5-5W 勢いの出たウェリントン。サイドラインに粘ってC・スミスがトライ(G失敗)
前半11分 A5-12W オークランドの速攻に対して絶妙のターンオーバーからウェリントン/コリー・ジェーン→ウマンガがトライ(G成功)
前半17分 A5-15W オークランドのペナルティ。ウェリントンG成功
前半26分 A5-18W オークランド/ディバインのオフサイド。ウェリントンG成功
後半4分 A12-18W オークランド/トエアヴァの5人抜きトライ
後半17分 A15-18W ウェリントン/J・コリンズのオフサイド。オークランドG成功。
後半21分 A15-23W ウェリントン/ティアラタのトライ(G失敗)
後半31分 A15-23W ウェリントン/J・コリンズのトライ(G成功)

Auckland: 15 Brent Ward, 14 Isa Nacewa, 13 Ben Atiga, 12 Sam Tuitupou (c), 11 Joe Rokocoko, 10 Tasesa Lavea, 9 Steve Devine; 8 Jerome Kaino, 7 Daniel Braid, 6 Andrew Blowers, 5 Kurtis Haiu, 4 Brad Mika, 3 John Afoa, 2 Keven Mealamu, 1 Saimone Taumoepeau.
Replacements: 16 Derren Witcombe, 17 Nick White, 18 Jay Williams, 19 Onosa'i Tololima-Auva'a, 20 Taniela Moa, 21 Isaia Toeava, 22 David Smith.

Wellington: 15 Shannon Paku, 14 Ma'a Nonu, 13 Conrad Smith, 12 Tana Umaga (c), 11 Cory Jane, 10 Jimmy Gopperth, 9 Piri Weepu, 8 Rodney So'oialo, 7 Ben Herring, 6 Jerry Collins, 5 Luke Andrews, 4 Ross Filipo, 3 Neemia Tialata, 2 Mahonri Schwalger, 1 Joe McDonnell.
Replacements: 16 Luke Mahoney, 17 John Schwalger, 18 Jeremy Thrush, 19 Chris Masoe, 20 Alby Mathewson, 21 Miah Nikora, 22 Lome Fa'atau.

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2006年10月 7日 (土)

W杯アメリカ予選も佳境です

日本もトップリーグに大学といよいよシーズン本格化。ラグビー場にTVにと日本のラグビーファンには忙しい時期になってきましたね。いいなぁ。

南半球の国内選手権もいよいよ佳境に。既にオーストラリアはACTが優勝。
今週も南アフリカの国内選手権「カリーカップ」が準決勝、ニュージーランドの国内選手権「ANC」が準々決勝です。
(カリーカップ)
10/7 チータースvsシャークス、ブルーブルズvsウェスタンプロビンス
(ANC)
10/6 ウェリントンvsカンタベリー
10/7 ワイカトvsサウスランド、オークランドvsベイオブプレンティ
10/8 ノースハーバーvsオタゴ

また2007W杯予選も終盤戦に入りつつあります。我らがJAPANは来月11月ですが、アメリカ予選は既にアルゼンチンとカナダが予選通過を決めており、残りの1枠をかけて
アメリカとウルグアイが激突します。
ホーム&アウェイでの2戦対決となりますが、既にウルグアイで先週第1戦が行なわれ、前半11-13からアメリカが怒涛の反撃で43-13で勝利。アメリカ優位の状況で10/7に第2戦(アメリカ)が行なわれます。
勝ち抜いたチームはW杯本戦ではAグループ入りとなり、イングランド、南アフリカ、サモア、予選敗者復活チームと戦うことになります。敗れたチームはアフリカ2位-欧州4位の勝者と敗者復活戦を行い、勝者が本戦へと進みます。
(W杯アメリカ予選)
10/7 アメリカvsウルグアイ

ところで11月4日の豪州首相ⅩⅤ戦は豪州のメンバーが発表されませんね。同時期にワラビーズの欧州遠征があるため、当然のことながら良いメンバーはそちらに行ってしまいますが、仮にも首相とつくのですから少しは期待しちゃいますが果たしてどうなるか。

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2006年10月 5日 (木)

ANC第10週 ROUND2第3週

ANC第10週 ROUND2第3週
ワイカト-ノースハーバー

オールブラックスのグレアム・ヘンリー監督も観戦した注目の一戦。先週カンタベリーを倒して勢いに乗るかと思われたノースハーバーだけど、ワイカトの突進は止められなかった。
開始早々FWで押し込んだワイカト、ゴール前から前の試合と同じようにバイロン・ケラハーがサイドアタックでトライ。これで勢いづいたワイカトはシヴィバトゥがノースハーバーバックスを翻弄してのトライ、この後も2つのトライが続き、前半一気に31点を上げたところで勝負あり。

ワイカトはとにかくメンバーのバランスがいい!
ロック陣は黙々仕事をこなすキース・ロビンソンに荒ぶるジョノ・ギッベス。第3列はスティーブン・ベイツとターンオーバーの仕掛け人マーティン・ホラー、ラウアキの超ド級の突破力。
ハーフ陣のバイロン・ケラハーとスティーブン・ドナルドは経験と若さがほどよくミックス。バックスリーはANC随一の攻撃力。スピードとパワーと変幻ステップのタレント揃いのメンバー、シヴィバトゥ、ソセネ・アネシ、キニキニラウ、ミルス・ムリアイナ。
センター陣、第一列が気にかかるが負傷中のキャプテン、フッカーのトム・ウィリスが戻ってくればセットプレーがより安定する。
ノースハーバーは後半得点を重ねたが、ワイカトとは埋められない戦力の差がありそうだ。しかしながらマカリスター。NZ国内レベルではマカリスターは際立っている。
ちょっとした短いランやパスのスピードも段違いだ。この試合も足の悪いピッチをものともせず、逆に滑って速さをましたかのようなランニングには誰も追いつけずにトライを決めた。
ノースハーバーは準々決勝のオタゴに勝つと次はオークランドか?マカリスターを持ってしても、WaikatoAuklandCanterburyに勝つには難しいかもなぁ。

ただ後半は無得点に終わったワイカト。準々決勝のサウスランドは問題ないだろうけど、マコウ&カーター揃い踏みカンタベリーや勢いあるオークランドを前にどう戦えるか。
楽しみだ。

ワイカト31-15ノースハーバー(前半31-3)
Waikato: 15 Mils Muliaina, 14 Roy Kinikinilau, 13 Richard Kahui, 12 Dwayne Sweeney, 11 Sitiveni Sivivatu, 10 Stephen Donald, 9 Byron Kelleher; 8 Sione Lauaki, 7 Marty Holah, 6 Steven Bates (c), 5 Jono Gibbes, 4 Keith Robinson, 3 Nathan White, 2 Scott Linklater, 1 Craig West.
Replacements: 16 Aled de Malmanche, 17 Ted Tauroa, 18 Toby Lynn, 19 Liam Messam, 20 Brendon Leonard, 21 Loki Crichton, 22 Roger Randle.
North Harbour: 15 George Pisi, 14 Vili Waqaseduadua, 13 Anthony Tuitavake, 12 Rua Tipoki (c), 11 Rudi Wulf, 10 Luke McAlister, 9 James Rodley; 8 Nick Williams, 7 Regan Tamihere, 6 Anthony Boric, 5 Greg Rawlinson, 4 Doug Fletcher, 3 Mike Noble, 2 James Hinchco, 1 Tony Woodcock.
Replacements: 16 Ngarimu Simpkins, 17 Adrian Donald/Michael Reid, 18 Ryan Wilson, 19 Viliame Maafu, 20 Junior Poluleuligaga, 21 Tusi Pisi, 22 Zar Lawrence

その他の試合結果
マナワツ16-27BOP
オタゴ14-21ウェリントン
カウンティーズ29-30ホークスベイ
タラナキ42-17タスマン
カンタベリー27-22オークランド
ノースランド19-12サウスランド

TOP6
1.ワイカト(36)2.オークランド(34)3.ノースハーバー(31)4.カンタベリー(29)5.ウェリントン(29)6.オタゴ(24)
4~7位グループ
7.ベイオブプレンティ(14)8.サウスランド(9)9.ホークスベイ(9)10.ノースランド(8)11.タラナキ(7)12.カウンティーズ(5)13.タスマン(5)14.マナワツ(2)
※ベイオブプレンティとサウスランドがプレーオフ準々決勝に出場。

プレーオフ準々決勝は
10月6日 ウェリントンvsカンタベリー
10月7日 オークランドvsベイオブプレンティ、ワイカトvsサウスランド
10月8日 ノースハーバーvsオタゴ

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2006年10月 2日 (月)

ANC第10週「カンタベリー-オークランド」

上位TOP6同士の対決ROUND2も最終週。
カンタベリーVSオークランド(by RUGBY CHANNEL)

カンタベリーにはアーロン・メイジャー、そしてダン・カーター、レオン・マクドナルドが、オークランドにはアリ・ウィリアムズ、ダグ・ハウレット、ジョー・ロコゾコのオールブラック達が戻ってきた。

試合は前半からカンタベリーペース。
自陣22m付近スクラムからのボールをダン・カーターがタッチキックをせずに思い切って展開。ロングパスをもらったケーシー・ラウララが3人を抜いて、ウイングのスコット・ハミルトンへパス。オークランドのダグ・ハウレットが迫るが、フォローに来ていたレオン・マクドナルドとのリターンプレーでハウレットを翻弄し見事にトライ!

さらにカンタベリーはオークランドのキックを受けたレオン・マクドナルドが自陣からカウンター。決して優れたスピードがあるわけではないが、小刻みなステップとボールを両手持ちして、パスと見せかけてのフェイントでオークランドディフェンスを抜き去り、ゴール前にショートパント。これが跳ね返ってカンタベリー期待の若手ロック、クレイグ・クラークにあわせたかのようにすっぽり。トライ!

オークランドはウェリントンから移籍したブレント・ウォードが2PGを返す。ウォードはウェリントン時代はフルバック。ヘアスタイルと走り方から前チームメートのクリスチャン・カレンそっくりだった。移籍後は髪も伸びて変わっちゃったけど。

前半は24-6でカンタベリーリードで折り返す。スクラムでも優勢で、このままカンタベリーがリードを広げるかと思われたが・・・。

後半に入るとオークランドが息を吹き返す。一つのきっかけはケビン・メアラムが入ったこと。メアラムは後半開始早々チャンスをつくるオークランドがゴール前に攻め立て、展開されたボールにメアラムがカットインし、相手3人のタックルを受けながらフワッとやわらかいパスがトゥイトゥポゥへ渡りトライ!

同じく途中から入ったロコゾコも野生の大鹿のように暴れまわる。このロコゾコを捕まえようとラウララが鋭いタックルで襲い掛かるが、ロコゾコの肩の辺りに頭を強打し、そのまま地面へと叩きつけられ一発退場。恐るべしロコジカ。

オークランドが盛り返すもう一つのきっかけはキャプテンのサム・トゥイトゥポゥの大活躍。
ボールを持てば高い確率でゲインし、必ず味方にボールを出す。骨惜しみないタックルに、ラック、モールと本当によくボールに絡む。左方向に体が向きながら右肩上からヒョイとパスが出てくる。まるでキャンピージのような美技まで飛び出す。

サイズは176cmの85kgと本当に小柄ながらどこにそんなバイタリティがあるのか。まるで冬山特訓を終えた「ロッキー4」のようなひげ面もたくましさを増す。この試合で彼の魅力に一気に引き寄せられた。またオールブラックスでの活躍が見たい!

このトゥイトゥポゥに引っ張られ、勢いのあるオークランドにカンタベリーがペナルティを重ね、後半終盤27-22の5点差にオークランドが迫る。

そして78分過ぎからオークランド怒涛の攻撃はなんと16次攻撃までつづく。試合終了のブザーが鳴ってすでに2分経過。ついにゴール前ハウレットが倒れながらラベアにパスが通り、そのままゴールポスト真下に同点トライ!と思いきやハウレットのパスは惜しくもスローフォワードに。
カンタベリーが辛くも逃げ切ったゲームでした。いやいや面白かった!

カンタベリー27-22オークランド(前半24-6)
Canterbury: 15 Leon MacDonald, 14 Scott Hamilton, 13 Casey Laulala, 12 Aaron Mauger, 11 Caleb Ralph, 10 Daniel Carter, 9 Andrew Ellis; 8 Mose Tuiali'i, 7 Hayden Hopgood, 6 Kieran Read, 5 Kevin O'Neill, 4 Craig Clarke, 3 Campbell Johnstone, 2 Corey Flynn (c), 1 Wyatt
Crockett.
Replacements: 16 Tone Kopelani, 17 Ben Franks, 18 Isaac Ross, 19 Michael Peterson, 20 Kevin Senio, 21 Stephen Brett, 22 Stephen Yates.

Auckland: 15 Brent Ward, 14 Doug Howlett, 13 Ben Atiga, 12 Sam Tuitupou (c), 11 Isa Nacewa, 10 Tasesa Lavea, 9 Steve Devine; 8 Jerome Kaino, 7 Daniel Braid, 6 Andrew Blowers, 5 Kurtis Haiu, 4 Brad Mika, 3 Nick White, 2 Derren Witcombe, 1 Saimone Taumoepeau.
Replacements: 16 Keven Mealamu, 17 Tevita Mailau, 18 Ali Williams, 19 Onosa'i Tololima-Auva'a, 20 Taniela Moa, 21 Isaia Toeava, 22 Joe Rokocoko.

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2006年9月27日 (水)

ANC第9週(ROUND-2 第2週)結果

ANC第9週(ROUND-2 第2週)
ワイカト-ウェリントン 37-21(前半20-14)

先週、カンタベリーに劇的な逆転勝ちをしたウェリントン。
前試合でトゥイアリィの強烈な当たりのダメージか、ウマンガはベンチスタート。代わりにコンラッドスミスが入る。またジェリー・コリンズ、ピリ・ウィップーのオールブラック達もスタメンに加わった。

対するワイカトはオールブラックのシオネ・ラウアキにバイロン・ケラハーが戻ってきた。

ウェリントンは前試合のようにこの試合もハードに当たってゆく。ノヌーは以前よりもフィジカルが強くなった。この日もタックルに来た自分よりも大きなワイカトのジョノ・ギベスを吹っ飛ばしてダウンさせるシーンもあったほどだ。

ワイカトは浅くすばやいパスでどんどん展開してゆく。シビバトゥ、アネシとANC最速コンビを活かすため積極的にボールを散らす。

相手ノヌーのかぶり気味ディフェンスに反応したワイカトSOのスティーブン・ドナルド。彼からロングパスをもらったアネシがノヌーのマークを外して独走。これにフォローについたラウアキが4人を引き付ける。

その後パスを受けたスティーブン・ベイツが二人掛りのタックルを受けながら相手のわきの下をくぐらす絶妙のオフロード。ボールを受け取ったハーフのレオナードがゴール下に飛び込みトライ!これはいいトライでした!

このあともワイカトが優位に試合を進め、勝利。

ワイカトに勢いを付けたのはFW陣の激しいプレー。特に怪我から復帰したワイカトLOキース・ロビンソンはラインアウトキャッチに、フィールドプレーにと大活躍。

またワイカトのキャプテン・スティーブベイツも闘志むき出しで激しくボールに絡みチャンスを作り出す。こんな選手が続々と。やっぱりニュージーランドは選手層が厚いなぁ。

ケラハー対ウィップー。オールブラックのハーフ争い同様熾烈な戦い。
ケラハーはすべてのプレーに懸命、熱いイメージ。対してウィップーはそつなく、クール。でもそのふてぶてしさがまた良かったりする。ただこの試合はワイカトFWの勢いに乗った
ケラハーが終了直前にゴール前から自ら持ち出しトライを決め、魅せた。秋の遠征、そして来年のW杯に向けてこれからも激しい勝負が続く。

Waikato: 15 Dwayne Sweeney, 14 Sosene Anesi, 13 Richard Kahui, 12 David Hill, 11 Sitiveni Sivivatu, 10 William Ripia, 9 Brendon Leonard; 8 Sione Lauaki, 7 Marty Holah, 6 Steven Bates (c), 5 Jono Gibbes, 4 Toby Lynn, 3 Nathan White, 2 Scott Linklater, 1 Craig West.
Replacements: 16 Aled de Malmanche, 17 Sam Biddles, 18 Mark Burman, 19 Liam Messam, 20 Byron Kelleher, 21 Roger Randle, 22 Roy Kinikinilau.

Wellington: 15 Tamati Ellison, 14 Lome Fa'atau, 13 Conrad Smith, 12 Ma'a Nonu, 11 Cory Jane, 10 Jimmy Gopperth, 9 Piri Weepu; 8 Jerry Collins, 7 Ben Herring, 6 Luke Andrews, 5 Jeremy Thrush, 4 Ross Filipo, 3 Neemia Tialata, 2 Mahonri Schwalger, 1 Joe McDonnell (c).
Replacements: 16 Luke Mahoney, 17 John Schwalger, 18 Victor Vito, 19 Thomas Waldrom, 20 Alby Mathewson, 21 Tana Umaga 22 Shannon Paku.

第9週その他の結果
<TOP6>
カンタベリー   17-21ノースハーバー
オークランド   48-7オタゴ
<4-7位グループ>
サウスランド   20-17タラナキ
ベイオブプレンティ35-7ホークスベイ
カウンティーズ  25-25マナワツ
タスマン     56-16ノースランド

ANC第9週(ROUND-2 第2週)順位
<TOP6>全チームプレーオフ参加
1.オークランド(33) 2.ワイカト(31) 3.ノースハーバー(31) 4.カンタベリー(25) 5.ウェリントン(25) 6.オタゴ(23)
( )ポイント

<4ー7位グループ>上位2チームがプレーオフ進出。
ベイオブプレンティとサウスランドが2勝。クリスジャック、リコギアのいるタスマンとホークスベイがこれを追う。

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2006年9月22日 (金)

ANC第8週 ~ティアティア2世

ANCのRound-2が始まりました。プレーオフに向けて上位チームの対戦が続きます!

ウェリントン-カンタベリー 26-24(前半6-16)
ウェリントンはハリケーンズではなくANCではライオンズと言われます。ジャージもスーパー14でお馴染みのイエローは襟元と袖口だけで、黒がベースのジャージです。カンタベリーは赤黒の横ジマジャージとこちらはあまりあまり変わりません。

前半からウェリントンは当たって抜いて前進を試みるのに対して
カンタベリーは確実にキックで前進を図ります。ウェリントンのここぞのチャンスで
ターンオーバーを図るカンタベリー。スーパー14のごとくせめぎ合います。

前半唯一のトライはカンタベリー。攻め込んだウェリントンのスキをつくように、自陣22m付近ラインアウトからからトゥイアリィが迫力のある突進。これをウマンガが止めにかかるが、ちょっと高めのタックルはものの見事に吹き飛ばされました。このあと、珍しくもウマガはしばし失神状態(この影響かこの後プレーが冴えずに後半途中交代に)。

トゥリアリィの作り出したチャンスにエリスからボールを受けたスティーブン・ブレットが3人抜きのロングランで見事なトライ!
カンタベリーのスタンドオフといえば、マーテンズ、ダン・カーターと名スタンドオフの系譜。
ブレットもそんなセンスを感じさせるこの先が楽しみな選手です。もちろん前の二人と同じくルックスもよいですよ。

後半は互いにトライを奪い70分を過ぎたところで19-24でライオンズのビハインド。

ここで注目選手が登場です。
ヴィクター・ヴィト(VictorVito)はまだわずか18歳。惜しくも準優勝した今年のU19NZのキャプテン。風貌はウェリントンの大先輩で昨年までトヨタでプレーしたティアティアに似ている。

ANCは日本ではトップリーグみたいなもの。それに18歳でデビューするんだから将来有望だ。そのヴィトは70分過ぎに出場。早々に骨惜しみなくボールに絡む。ヴィトに引っ張られるようにウェリントンが猛攻をかける。そして試合終了目前、ブザーがなってから3度のアドバンテージリプレーの後、ノヌーが3人のタックルを受けながら同点トライ!
そしてガッパースのコンバージョンが決まり地元ファンも大喜びの劇的逆転でウェリントンが勝利した。勢いに乗ったウェリントンは次は同じく好調ワイカトと。カンタベリーはノースハーバーと対戦だ。
Wellington: 15 Shannon Paku, 14 Lome Fa'atau, 13 Tana Umaga (c), 12 Ma'a Nonu, 11 Cory Jane, 10 Jimmy Gopperth, 9 Alby Mathewson; 8 Thomas Waldrom, 7 Ben Herring, 6 Luke Andrews, 5 Jeremy Thrush, 4 Ross Filipo, 3 John Schwalger, 2 Mahonri Schwalger, 1 Joe McDonnell.
Replacements: 16 Luke Mahoney, 17 Anthony Perenise, 18 Victor Vito, 19 Serge Lilo, 20 Jason Spice, 21 Conrad Smith, 22 Tamati Ellison.

Canterbury: 15 Paul Williams, 14 Scott Hamilton, 13 Casey Laulala, 12 Cameron McIntyre (c), 11 Caleb Ralph, 10 Stephen Brett, 9 Andrew Ellis; 8 Mose Tuiali'i, 7 Johnny Leo'o, 6 Kieran Read, 5 Kevin O'Neill, 4 Craig Clarke, 3 Campbell Johnstone, 2 Corey Flynn (c), 1 Wyatt Crockett.
Replacements: 16 Tone Kopelani, 17 Ben Franks/ Peter Borlase, 18 Isaac Ross, 19 Hayden Hopgood, 20 Kevin Senio, 21 Aaron Bancroft, 22 Stephen Yates.

ANCで驚いたこと。ゴールを狙うときにアウェイチームへのブーイングが激しかったですね。フランスでもないのにとちょっと意外な感じがしましたが、どうやら国内選手権では普通のようですね。味方のときは静かかと思いきやこれまた騒いでいました。ウェリントン市民が単にお祭り好きなのかな?

その他TOP6の試合結果
ワイカト22-22オークランド
ノースハーバー28-18オタゴ

TOP6順位表
1.オークランド(28) 2.ノースハーバー(27)3.ワイカト(26)4.ウェリントン(25)5.カンタベリー(24)6.オタゴ(23)
見事に1ポイント差の激戦

4~7位グループ試合結果
タラナキ17-23ノースランド
ホークスベイ26-10マナワツ
サウスランド23-14タスマン
ベイオブプレンティ38-11カウンティーズ

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2006年9月14日 (木)

カリーカップ!~南アの国内選手権も熱い!

NZとおなじく南アフリカでも国内選手権が行われています。カリーカップです。こちらはNZ国内選手権(ANC)より一ヶ月早く6月23日に開幕して10月14日のFinalまで全17週の熱い熱い戦いが続いています。

ANCと同じくRugby Channelでのネット観戦です。いやー迫力あります!みんな積極的に躊躇なくドンドン突っ込んでいきます。あたりが激しい!しかもあのサイズの大きさで。昔ラグビー好きの先輩に、ラグビー観るならカリーカップが一番楽しいよ!と勧められたことを思い出しましたが、この迫力こそ先輩が勧めたかったことなのかもと感じましたね。

南アフリカ代表スプリングボクスは先週でTriNationsを終えました。来週からは代表たちがカリーカップへと戻ってきます。第12週目でプロビンスを倒して首位に立ったチーターズ。ここまで得失点ともにもっとも良い数字ですが、次週より代表が戻ってくるシャークス、ブルーブルスとの戦いは注目です。

第12週での順位表

1.チーターズ 2.シャークス 3.ウエスタンプロビンス(WP) 4.ブルーブルズ 5.ライオンズ 6.グリクアス 7.ファルコンズ 8.プーマス

全8チームが総当りで戦い、上位4チームでトーナメント。こちらもANCのようにスーパー14でも聞き覚えのあるチームが上位を占めています。このままの上位4チームのトーナメント進出が堅そうですね。

第12週観戦レビュー

チーターズ VS WP 28-13(前半13-10) 於ブルームフォンティン 

これまで首位を争ってきたWPとチーターズが注目の試合でした。もともとサイズのある南アフリカ同士の戦いでもチーターズのほうがよりFWが大きい。ラグビー博士・小林深緑郎さんもお気に入りのプロップのオリー・ルルーがキャプテンです。金髪のロン毛姿はワラビーズのダニングとかぶります。

チーターズは前半からパワーを活かしてドンドン押し込んで行きます。WPも神鋼さがらうまくしのぎながらもボールキープからチャンスを見出します。代表が戻ってきていない既存戦略だけでも見ごたえ十分の試合です。さすが層の厚い南アフリカ。前半の地元のリードにドデカイスタジアムに7分入りの観客のほとんどであるチーターズファンも盛り上がります。

後半チーターズが突き放したのはパワフルなFWによるものですが、BKではFortuinが活躍。ところどころで効果的なゲインを切り、自らのトライも含めて得点に絡みました。見た目もウェールズのチャービスのようなドレッドヘアに少し太めのサイズが特徴的、同じく太目の昔のセルジュ・ブランコのように太いモモを高く上げての迫力のあるランニングは目立っていました。

かつて(というとだいぶ昔のような言い方だけど)スプリングボクスの名センターだったWPのドゥエット・バリーはいい選手ですねぇ。タックル、ボールキープ、パスに、こうなんていうかすべてのプレーに粘りがある。若手の成長著しい南アでは代表復帰は難しいかもしれないが、こうやって国内選手権でも引き続いて彼のプレーが観れるのは嬉しいね。この試合の前半でもポイントからコンラディが持ち出したボールがバリーに渡り、絶妙なパスがGio Apionへ。最後はコンラディが走りきってトライ!これはいいトライでしたね。

このGio Apionは175cm72kgと南アでは非常に小さな選手ですが、大男たちの間をすり抜けるスピード、細身からのロングキック、ボールを持っての動き、もらいに行く動きとものすごくテクニシャンですね。サイズ的にテストマッチで見る機会はないかもしれません。日本でもジャパンにはほとんど縁がないけれども、良い選手はいますよね。サントリー・清宮さん、永友さんもそうでした。そういう逸材を観る機会があるのも国内選手権ならではです。

Vodacom Cheetahs: 15 Bevin Fortuin, 14 Eddie Fredericks, 13 Chris Kruger, 12 Hendrik Meyer, 11 Gaffie du Toit, 10 Willem de Waal, 9 Michael Claassens, 8 Ryno van der Merwe, 7 Barend Pieterse, 6 Darron Nel, 5 Corniel van Zyl, 4 Rory Duncan, 3 Jannie du Plessis, 2 Richardt Strauss, 1 Ollie le Roux (captain). Replacements: 16 Wian du Preez, 17 Kobus Caldo, 18 Heinrich Brussouw, 19 Kabamba Floors, 20 Falie Oelschig, 21 Alwyn Hollenbach, 22 Phillip Burger.

Vodacom Western Province: 15 Gio Aplon, 14 Sireli Naqelevuki, 13 Corne Uys, 12 De Wet Barry, 11 Joe Pietersen, 10 Naas Olivier, 9 Bolla Conradie, 8 Robbie Diack, 7 Justin Melck, 6 Luke Watson (captain), 5 Gerrie Britz, 4 Francois van der Merwe, 3 Juan Harris, 2 Hanyani Shimange, 1 JD Moller. Replacements: 16 Deon Fourie, 17 Schalk Ferreira, 18 Andries Bekker, 19 Francois Louw, 20 Pieter Louw, 21 Paul Delport, 22 Sarel Potgieter.

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